「バルサ」が来日した3選手に戦力外通告!その理由とは?

FCバルセロナ

2023-6-10スペイン紙「アス」によると、
バルサが来日した3選手に戦力外通告するとのこと。

どうやら、財政面を改善しなければ補強に動けないようです。

※戦力外通告の対象は、
・FWアンス・ファティ(20歳)
・MFフランク・ケシエ(26歳)
・FWフェラン・トーレス(23歳)

の3名です。(比較的、若い選手です)

本記事では、3選手への戦力外通告の理由について、考察したいと思います。

「バルサ」が来日した3選手に戦力外通告!その理由とは?

1.各選手の年俸

  • アンス・ファティ・・・1395万ユーロ(約19.5億円)(チーム中5位)
  • ケシエ・・・・・・・・・900万ユーロ(約10.8億円)
  • フェラン・トーレス・・1000万ユーロ(約14億円)(チーム中9位)

チーム5位のアンス・ファティと、9位のフェラン・トーレスは、高額な年俸と稼働率や活躍度が見合ってないと報じられています。

2.補強資金の捻出

昨シーズン、将来の放映権売却などで補強資金を得たバルサですが、チャンピョンズリーグ敗退⇒ヨーロッパリーグ敗退、何とかラ・リーガ優勝賞金だけはキープできたものの、深刻な財政難は続きます。

今夏の移籍市場での補強を実現するためには、選手を売却する必要があります。ただ、ラ・リーガの“40%ルール(一選手の売却収入の40%しか補強に回すことができない)もあり、大型補強にかける資金捻出は簡単ではない状況です。

アンス・ファティは、下部組織出身のために移籍金を支払い獲得した選手のような減価償却費もなく、売却金額がそのまま収入になります。またケシエは、ミランから移籍金なし(0円)でバルサと契約した選手なので、同様に売却すれば大きな利益です。

フェラントーレスに関しては、5500万ユーロ(約77億円)の高額な移籍金が回収できていない状況で、約4,500万ユーロ(約67億円)ほど赤字になる見込みとの事。(マンCから高く買いすぎた漬けが回ってきた状態です。)

3.稼働率と活躍度

アンス・ファティは、リオネル・メッシから10番を受け継いだ才能です。今季はコンスタントにピッチに立っている印象ですが、ほぼ2年間を怪我で棒に振った影響は大きく、フル稼働できない身体になってしまった可能性が高いです。10代のときの爆発力はなく、ほぼベンチスタートからの途中出場です。

ケシエにいついては、中盤の人員が多いためスタメンで起用される事自体少なかったですが、途中出場でも結果(アシスト・ゴール)をかなり出したのではないでしょうか。惜しい選手ではありますが、身体も強く、球離れもいい選手なので他のチームでも活躍できるかと思います。

フェラン・トーレスは、シャビが活躍を期待して獲った選手でしたが、蓋を開けてみると期待外れの活躍でした。今季の得点はリーグ戦29試合で4ゴール。フリーでも、枠内から大きく外れる残念なシュートが多かった印象です。ドリブルで相手の守備を切り裂くような違いをつくるプレーもあまりなく、チームへの貢献度は少です。

4.移籍に対する各選手の反応

ファティとフェラントーレスは、クラブを去る気はないと明示しています。ファティは、ラ・マシアからずっとバルサでやってきた思いがあるはずで、残りたい気持ちはかなり大きいでしょう。

一方、ケシエに関しては、満足いくオファーが来た場合は、チームを去ることも受け入れているようです。

フロント側は、ケシエが移籍金なしでバルサに加入してくれた時から、売却を視野に入れていたのでは?との見方が大方ですので、ケシエも薄々分かっていたのかもしれませんね。

4.まとめ

今回は、戦力外通告が明らかになった3選手について、その理由を考察しました。個人的に、アンス・ファティはバルサでずっと頑張って欲しかったです。本当に怪我が悔やまれて仕方ないですね。

今回も、最後までお読みいただき
大変ありがとうございました☆

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました