FCバルセロナ:クラブの歴史、価値観、ソシオ制などご紹介

バルセロナ競技場 FCバルセロナ

ベタで今更って感じもしますが、イチファンとしてクラブ歴史と概要を、簡単にまとめたいと思います。

改めまして、一緒に確認しましょう!

FCバルセロナ:クラブの歴史、価値観、ソシオ制などご紹介

FCバルセロナの歴史

FCバルセロナは、1899年に設立されたスペインのサッカークラブです。クラブは、カタルーニャ地方のバルセロナ市を本拠地としており、スペインのプロサッカーリーグであるラ・リーガに所属しています。バルセロナは、スペインサッカー界において最も成功したクラブの1つであり、UEFAチャンピオンズリーグやリーガ優勝などの多数のタイトルを獲得しています。

チームの哲学

バルセロナのチーム哲学は、攻撃的で美しいサッカーを目指すことにあります。この哲学は、「トータルフットボール」として知られており、ボールを支配し、相手ゴールに向かって攻撃的なプレーをすることを重視しています。バルセロナは、選手育成にも力を入れており、自己負担で運営される育成アカデミー「ラ・マシア」から多くの有望な若手選手を輩出しています。
攻撃的で美しいサッカーと言えば、ティキタカが一番に挙げられると思います。メッシ・シャビ・イニエスタが活躍していたときのティキタカは芸術的でしたね。何回見ても美しいサッカーです。

クラブオーナ:ソシオ(Socio)について

FC バルセロナには、従来の意味でのオーナーは存在しません。(かなりレアな事です。)クラブは、非営利団体であるFC バルセロナの会員によって所有されています。この会員になることで、クラブに投票権が与えられ、クラブの方向性や経営に参加することができます。

会員は、ソシオ(Socio)と呼ばれ、現在の総数は約15万人以上に上ります。会員は、クラブの運営に関わるさまざまな決定に対し、1人1票の投票権を有しており、クラブのオーナーとしての役割を担っています。

クラブの出資状況については、自己資金による経営を採用しており、外部からの出資を受け入れていません。そのため、クラブの経営には、会員の投票や会員からの寄付などが重要な役割を果たしています。

ソシオの詳細について(種類など)

1.ソシオの種類
主な種類には、一般ソシオ、ファミリーソシオ、ジュニアソシオ、そしてパートナーシップソシオがあります。

2.特典
ソシオには、以下のような特典があります。

チケット優先購入権:試合のチケットを先行で購入できる。
キャンプ・ノウツアー:クラブの施設であるカンプ・ノウを見学することができる。
キット割引:クラブの公式グッズを割引価格で購入することができる。
イベント優先参加権:クラブが主催するイベントに優先的に参加できる。
クラブの情報受信:クラブの最新情報を受け取ることができる。

 

3.参加方法
ソシオになるためには、公式ウェブサイトからオンラインで登録することができます。また、バルセロナ市内にあるクラブ公式ショップや、カンプ・ノウでの登録可能です。

以上が、FC バルセロナのソシオについての概要です

エンブレムについて

FCバルセロナのエンブレムは、クラブが設立された1899年以来、何度も変更されてきました。現在のエンブレムは、2002年に採用されたもので、以下のような特徴があります。
シールドの形状は、通常の形状をしており、上部には “FCB” の文字が記されています。シールドの中心には、赤と青のストライプの背景に、黄色いボールを持つ「サン・ジョルディの十字架」が描かれています。サン・ジョルディはカタルーニャの守護聖人であり、十字架はクラブのロゴに欠かせない要素の一つです。
シールドの左側には、カタルーニャ州の旗である “ラ・セニェーラ”が掲げられています。
シールドの右側には、クラブの創設者であるハンス・ガンダックと、ジョーン・ガンペラの名前が記されています。
また、FCバルセロナは、カタルーニャの独立主義運動と密接に関係しており、エンブレムにはその思想が反映されています。特に、ラ・セニェーラの掲揚や、サン・ジョルディの十字架の使用などが、クラブがカタルーニャの文化とアイデンティティに強く関わっていることを表しています。

チームの現在の状況(2023年4月)

バルセロナは、2021-2022シーズンにリーガ優勝を果たしましたが、最近は財政の問題に直面しています。2020年に、リオネル・メッシが退団を表明し、クラブにとって大きな転機となりました。また、2022年にジェラール・ピケが退団し、セルヒオ・ブスケツも若い時のような仕事はできなくなってきています。ジョルディ・アルバも含め選手の年齢的な問題や主要選手のケガもありますが、そのための補強については、クラブの財政状況も厳しい状況にあるため、そもそも論として、クラブ経営の見直しが必要となっています。

FCバルセロナの歴代人気選手

1.リオネル・メッシ (Lionel Messi)
アルゼンチン出身の攻撃的ミッドフィールダーで、クラブの象徴的な存在として知られています。バルセロナでのキャリアを通じて数多くのタイトルを獲得し、そのプレーのスタイルは世界中から賞賛されています。現在は、パリ・サンジェルマンにて活躍しています。

2.ジェラール・ピケ (Gerard Piqué)
スペイン出身のセンターバックで、クラブでのキャリアを通じて多くの成功を収めました。また、彼は地元であるバルセロナを支援するさまざまな取り組みに積極的に参加しており、地域社会に貢献しています。2022年に退団しました。

3.アンドレス・イニエスタ (Andrés Iniesta)
スペイン出身の中盤の選手で、バルセロナの下部組織で育成されました。彼はクラブでのキャリアを通じて数多くのタイトルを獲得し、特にチャンピオンズリーグでの活躍は忘れがたいものとなっています。現在は、日本(神戸)で活躍しています。

4.シャビ・エルナンデス (Xavi Hernández)
スペイン出身の中盤の選手で、イニエスタとともに「Xaviesta」と呼ばれる中盤のコンビを形成しました。彼はクラブでのキャリアを通じて多くのタイトルを獲得しました。現在は、FCバルセロナにて監督をしています。

5.ネイマール (Neymar)
ブラジル出身の攻撃的ミッドフィールダーで、2013年にバルセロナに移籍しました。彼はチームにとって重要な存在となり、特にメッシとのコンビネーションは非常に強力なものでした。現在は、パリ・サンジェルマン所属の選手として活躍しています。

クラブレジェンド

FC Barcelonaには数多くのレジェンドがいますが、代表的な選手を紹介します。

1.ヨハン・クライフ (Johan Cruyff)
オランダ出身の選手で、1970年代に活躍しました。彼はクラブのトータルフットボール哲学を築き上げ、1988年には監督としてクラブをUEFAチャンピオンズリーグ優勝に導きました。

2.ラドミール・アントニッチ (Ladislao Kubala)
ハンガリー出身の選手で、1950年代に活躍しました。彼はクラブで通算196ゴールを挙げ、クラブの歴史に大きな足跡を残しました。

3.ロナウジーニョ (Ronaldinho)
ブラジル出身の選手で、2000年代に活躍しました。彼はクラブで数多くのタイトルを獲得し、そのテクニックやスキルは多くのファンから称賛されています。

4.カルレス・プジョル (Carles Puyol)
スペイン出身の選手で、2000年代から2010年代にかけてクラブで活躍しました。彼はクラブの象徴的な存在であり、その強さやリーダーシップによって多くの試合を支配しました。

若手の有望選手

FC バルセロナには、将来的に有望な若手選手が多数在籍しています。以下に、その中でも特に注目すべき選手をいくつか紹介します。

  1. アンス・ファティ (Ansu Fati)
    スペイン出身のフォワードで、現在18歳です。彼は2019-2020シーズンにデビューし、数多くの記録を樹立しました。怪我のために一時離脱し、それ後は途中出場が多いですが、バルセロナの10番として、将来を有望視される選手の1人です。
  2. ペドリ (Pedri)
    スペイン出身のミッドフィールダーで、現在19歳です。彼は2020-2021シーズンに加入し、すでにクラブで重要な役割を果たしています。そのテクニックや洞察力は、多くの評論家から高く評価されています。
  3. イラク・ムサエフ (Ilaix Moriba)
    ギニアビサウ出身のミッドフィールダーで、現在18歳です。彼は2020-2021シーズンにトップチームに昇格し、数多くの試合に出場しました。そのスピードや力強さは注目されており、将来的にはクラブの重要な選手の1人になる可能性があります。
  4. ロナルド・アラウホ (Ronald Araujo)
    ウルグアイ出身のセンターバックで、現在22歳です。彼は2020-2021シーズンからトップチームに昇格し、数多くの試合に出場しました。その身体能力やパワーは以前から注目されており、2022-2023シーズン中、爆発的に覚醒したといっても過言ではないと思います。既にクラブの守備の要として活躍しています。

まとめ

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本記事では、FCバルセロナについて簡単にまとめてみました。
これからも、バルサの最新情報や試合感想を含めた記事を書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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